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【評価】『バディミッションBOND(ボンド)』の感想・レビュー!生きる世界も立場も違う4人が謎の組織に挑む王道アドベンチャー!

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ネタバレなし!少年漫画のようなヒーロー物語『バディミッションBOND(ボンド)』のレビュー記事です。

ここではゲーム内容の他に、クリア時間(ボリューム)、面白い&つまらない点、体験版についてなど…

購入前に気になるであろう点をいろいろと紹介しています!

このゲームはこんな方にオススメです!

  • 少年漫画のような熱い王道ストーリーが好き
  • 衝撃的展開、どんでん返し要素が好き
  • 漫画家「村田雄介」さんの絵が好き
  • ボリュームがあるアドベンチャーゲームがやりたい
  • 魅力的なキャラが出てきて欲しい

「アイシールド」や「ワンパンマン(作画)」といった漫画で有名な村田雄介氏がキャラクターデザインを手掛けているのが特徴的な本作。

イラストが少年漫画家だけあってストーリーやUIも漫画のような作りになっているのも印象的な作品です。

さっそくプレイした結論から言うと、

王道かつ予想を裏切るストーリーは魅力的!ただキャラ操作パートには懸念あり

ネットでめちゃくちゃ高評価だったので結構期待してプレイしたのですが、個人的にちょっと期待外れでした。

でも高評価なだけあって面白いのは間違いないです。

ではさっそくレビュー行ってみましょ~

 

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『バディミッションBOND(ボンド)』ってどんなゲーム?

(出典元「バディミッションBOND」ニンテンドーストア)

対応機種:Switch
ジャンル:
アドベンチャー
CERO:
C (15歳以上対象)
プレイ人数:
1人
体験版:
あり

販売元は任天堂、開発はコーエーテクモゲームス。

漫画家「村田雄介」氏をキャラクターデザインに起用した王道ストーリーアドベンチャーゲーム。

コンテンツは大きく分けて「ミッション」「バディエピソード」「サイドエピソード」があります

「ミッション」はメインストーリーのことで、ミッション01、02というように章ごとに分けられており、主人公ルークの視点で物語が進んでいきます。

「バディエピソード」はメイン4人間でのエピソード、「サイドエピソード」はその他のストーリーキャラたちとの絡みや裏話などを観ることができ、これらは必ずしも観る必要はありません。(ストーリーを深く知りたいならば観ておくとより楽しめます)

(出典元「バディミッションBOND」ニンテンドーストア)
(出典元「バディミッションBOND」ニンテンドーストア)

ゲームの流れとしては、キャラ同士の会話で物語が進んでいくストーリーパート、2人1組になっていろんな人から情報を聞き出す捜査パート、実際にキャラを操作して目的地に進む潜入パートという順番で進めていきます。(章によっては捜査や潜入がないものもあります)

2人1組で聞き込み捜査 (出典元「バディミッションBOND」ニンテンドーストア)
聞き込む相手によって相性の良いバディキャラを選ぼう (出典元「バディミッションBOND」ニンテンドーストア)
集めた情報を駆使して目的地まで進もう (出典元「バディミッションBOND」ニンテンドーストア)

 

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クリア時間はどれくらい?『バディミッションBOND(ボンド)』

だいたい25~30時間という人が多いようです。結構なボリュームですね。

バディエピソードやサイドエピソードもしっかりプレイして真エンドまで~とかやればもう少しかかると思います。

ちなみに僕はノーマルエンド達成までで30時間でした。

 

◎面白い・おすすめな点『バディミッションBOND(ボンド)』

  • 相棒をテーマにした少年漫画のような熱いストーリー
  • 個性豊かなキャラクターたち
  • 漫画のようなテイストが盛り込まれたイラスト
  • サブストーリーも充実した良ボリューム

 

相棒をテーマにした少年漫画のような熱いストーリー

(出典元「バディミッションBOND」ニンテンドーストア)

※ネタバレなしの感想です。

↓あらすじがこちら

亡き養父の夢を継ぎ、ヒーローを目指す警察官ルークと被害総額・数百億ともいわれる「怪盗ビースト」こと、アーロン。

数奇な出会いが2人の運命を大きく変えていく……。

頼れる相棒として助け合い、時にはぶつかり合いながら、ルークの父の死の謎、そして世界を揺るがす大きな陰謀に立ち向かう熱き友情の物語。

舞台は世界的なショービジネスの中心地「ミカグラ島」。

そこで暗躍する姿なき犯罪組織「DISCARD」に対抗すべく、それぞれの思惑をかかえたワケありの4人が極秘の潜入捜査チームを結成。その名はチーム「BOND」。

警察官のルーク、大怪盗ビーストことアーロン、陽気な恋多き忍者のモクマ、冷徹な詐欺師のチェズレイは、光と闇がうごめくこの島で真実を突き止めることができるのか?

(引用元「バディミッションBOND」ニンテンドーストア)

簡単に言うと、警察官・怪盗・忍者・詐欺師という全く異なる人種の4人がチーム「BOND(ボンド)」を組み、犯罪組織「DISCARD(ディスカード)」の謎とそこに隠された真実を暴いていく物語。

テーマは「相棒」。タイトルのBONDは英語で「絆」を意味します。

その名の通り、最初は敵同士だったりただのビジネスパートナーだった仲間たちと困難に立ち向かい合う内に絆を育み成長していく王道ストーリーです。

熱い展開やコメディ展開の他、しっかり張られた伏線とその見事な回収、衝撃的な展開など楽しめる要素がたくさん詰まっています。

特に中盤以降はどんどん明かされていく真実に驚愕間違いなし

伏線がとても丁寧に張られていて、投げっぱなしではなくしっかり回収して綺麗に収めてくれていたのも好印象。

まるで1つの良質な少年漫画を読んでいるようでした!

ただ、丁寧に進む分序盤は結構退屈で、中盤の加速する展開へ行く前にダレる可能性もあるので注意。僕がそうだったので。

 

キャラ同士のやり取りや裏話過去話が見れるバディミッションやサイドエピソードは、メインストーリーの腰を折らないよう別コンテンツとして分けられているため、好きな時に読めるのも良かったです。

読まなくてもメインだけでしっかり楽しめますし、読めば「あ、あの時このキャラはこんなことしてた(考えてた)のか!」とか「あの時の会話はこれを意味していたのか!」など更に深く楽しめるようになってます。

個性豊かなキャラクターたち

(出典元「バディミッションBOND」ニンテンドーストア)

警察官・怪盗・忍者・詐欺師が組んだチーム」←これ見ただけで超個性的ですよね。笑

実際4人ともしっかりしたキャラ付けがされており、途中過去が語られていきますがどんどんその魅力に取りつかれていきます

僕の場合怪盗のアーロンは最初、すぐキレるだけで何の魅力も感じてなかったのですが、ストーリーで明かされていく真実を知るたび好きになっていきました。

ちなみに一番好きなキャラは詐欺師のチェズレイです。

中の人がハンターハンターのヒソカ役をやってたのもありますが、あんな感じで謎多きキャラが好きなもので…。

モクマとの関係性がとても良かったです。

メイン以外ではヒロインのスイさんが可愛いです。ツンデレいいよね。

(出典元「バディミッションBOND」ニンテンドーストア)

あと脇役たちも魅力がたくさん。

セクハラオヤジの「サワール・ムラムラ」や飛行船搭乗員かつイベント進行役の「ココ・デ・オドレイ」のような直感的な命名が多くて笑えます。

漫画のようなテイストが盛り込まれたイラスト

(出典元「バディミッションBOND」ニンテンドーストア)

村田雄介氏の美麗イラストがまるで漫画のコマのように進むイベントシーンが印象的でした。

立ち絵もいろんな表情や仕草が用意されていて、一枚絵も結構多め。

村田雄介氏の絵が好きな人にはたまらないことでしょう。

キャライラストだけでなく、背景もめちゃくちゃ美麗です。

(出典元「バディミッションBOND」ニンテンドーストア)

ただイラストはとても良いのですが、3Dグラフィックに関してはたいしたことないです。

サブストーリーも充実した良ボリューム

(出典元「バディミッションBOND」ニンテンドーストア)

メインストーリーにはクリアランクがあり、定められたランク以上でクリアすることで様々なエピソード(バディエピソード&サイドエピソード)が解禁されます。

全く見なくても問題ありませんが、キャラの深堀や過去を詳しく知ることができ、内容もしっかり作られていて面白いのでオススメです。

1つ1つは短めですが、結構な数が用意されているので中々のボリュームだと思います。

真エンドにも関係してくるので、頑張って高ランク目指して全エピソードを解禁しましょう!

興味あるエピソードを見るだけ、というのも良いと思います。僕はそうでした。

 

×つまらない・気になる点『バディミッションBOND(ボンド)』

  • 潜入パートが面白くない
  • 全コンプには何周もプレイが必要
  • 一部の女性向き要素が気になる

 

潜入パートが面白くない

(出典元「バディミッションBOND」ニンテンドーストア)

ストーリー上必要なパートなのですが、ぶっちゃけあまり面白くないです

事前に様々な人から聞き込み捜査を行い、キャラを実際に動かしてそれらの情報を元に障害をクリアしていく流れなんですが、個人的にただ面倒なだけでした。

ちょっとした謎解きなどがありますが、情報がほぼ答えなのであまり頭を使うことなくクリアでき、作業感が強かったです。

逆に言えば子供やこういったものが苦手な人にも簡単にクリアできて良いのかもしれませんね。

特に一番クソだと思ったのがQTEシステム

このゲームに限らずQTE自体がクソなのですが、本作も例外に漏れません。

頻度は多くないですが途中でバトル要素もあり、そこで導入されているのですが、結構入力がシビアでタイミングが難しいです。僕が下手とかもありますが。

失敗すると即やり直しできて入力難度も低くなるのは良心的ですが、クリアランクに関わってくるので気になる人にはストレスかと。

決まっても何の爽快感もないので本当にこのシステムは全ゲームから死滅して欲しいです。

全コンプには何周もプレイが必要

前述しましたが、メインストーリーには各章ごとにクリアランクが存在します。

これは途中で現れる選択肢や行動によってヒーローゲージなるものが増減し、ミッションクリア時にどれだけ達成できているかで結果が決まります。

失敗するとヒーローゲージが下がる (出典元「バディミッションBOND」ニンテンドーストア)

バディミッション&サイドエピソードは、このランクが一定数以上ないと解禁されない仕様なので、場合によっては周回を余儀なくされます

特に潜入ミッションがある章だと、ただでさえ長いのにこれを周回しなければいけないのは正直苦痛…。

かなりの根気が必要だと思いました。

一部の女性向き要素が気になる

男同士の友情…と言えば聞こえはいいですが、一部ちょっと行き過ぎた表現がある場面も…。

まぁそれほど気になるものでもないですが、そういったのが苦手な人は注意。

 

体験版はあるの?引き継ぎは?『バディミッションBOND(ボンド)』

体験版あります!プレイ時間は1~2時間。

メインストーリーの序章と1章がプレイ可能で、一部サイドエピソードもあります

「聞き込み捜査」や「潜入」まで一通り体験できます。

プレイデータは製品版に引き継ぎ可能なので、ますは体験版をプレイするのも良いと思います。

 

総評・まとめ『バディミッションBOND(ボンド)』

まとめると…

  • 相棒をテーマにした少年漫画のような熱いストーリー
  • 個性豊かなキャラクターたち
  • 漫画のようなテイストが盛り込まれたイラスト
  • サブストーリーも充実した良ボリューム
  • 潜入パートが面白くない
  • 全コンプには何周もプレイが必要
  • 一部の女性向き要素が気になる

総評』4.0

万人にオススメ!王道ストーリーとキャラが魅力的な良作!

村田雄介、少年漫画、王道ストーリー、意外な展開といったワードにピンときたらプレイしてみる価値あり!

個人的には序盤は退屈でしたが、中盤から伏線が回収されていきいっきに面白くなるので是非最後までプレイしてみて欲しいです。

潜入パートが正直あまり面白くなかったのは残念ですが、パズル要素などもあるので好きな人は楽しめると思います。

残念ながら僕は周回が苦痛だったのでサイドエピソードなどは見たいものだけを見て真エンドはネット上で済ませてしまいました。(ごめんなさい)

 

こういった良作を、次は違う漫画家を起用してどんどん発売していって欲しいなと思いました!

レビューは以上です!最後まで読んでいただきありがとうございました!

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