基本ネタバレなし!
あまりマリオ自体に興味のない僕が、娘(4歳)にマリオ観たいと言われ特に期待もせず一緒に観てきた感想を語りたいと思います。

この映画はこんな人にオススメです!
- マリオシリーズが好き
- 映画で熱くなりたい
- 子供と一緒に観れる映画を探している
- ディズニーなどアニメ系の洋画が好き

任天堂とユニバーサル・ピクチャーズが共同開発した洋画です。国産ではありません。
結論から言うと、クッソ面白かったです。
参考に僕のマリオゲーム経験は子供の頃にプレイしたスーファミ、N64までで最近のではキノピオ探検隊くらい。
他にもチョロッとプレイしてもすぐ飽きたり、上記含めそのほとんどが未クリアで投げてるレベルで、ハマったのはマリカー(SFC&N64)とマリオRPGくらいです。
そんなマリオに特に思い入れもないしファンでもない僕のような人間でもこの映画は非常に楽しめました。
ちなみに娘は僕以上にマリオを知らずゲームも未経験、塗り絵でキャラを知ったレベルなのに楽しめてました。
ではどんな内容なのか、何が面白くて何が残念だったのかを次項から語っていきたいと思います!
マリオの映画ってどんな話なの?(ほぼネタバレなし)
※ストーリーやキャラに関して何も情報を入れたくない方は飛ばしてください。
・あらすじ
ニューヨークで配管工を営む双子の
(引用元はこちら)
兄弟マリオとルイージ。
謎の土管で迷いこんだのは、魔法に満ちた新世界。
はなればなれになってしまった兄弟が、
絆の力で世界の危機に立ち向かう。

そういやマリオとルイージの職業って「配管工」だったなと思いだしました。
現実世界で平和に暮らす一般ピーポーなマリオとルイージ。
ひょんなことから異世界(キノコ王国)へ飛ばされクッパに捕らわれたルイージを救うため奮闘する…というありがちなストーリー。
そう、本作のマリオたちはピーチ姫もクッパもキノピオも全員が初めまして状態。
なんせマリオもルイージもただの一般ニューヨーカーですから。
似た映画を挙げるとスパイダーマンが近いかなって思いました。個人の感想です。
ちなみにヨッシー、ワルイージ、ワリオ、デイジーといったメインサブのキャラたちは出てきません。
あとゲームでは掛け声とかしかしゃべらない無口なマリオですが、映画ではバリバリしゃべります。しかもヘタレ系。
ピーチ姫は逆にディズニーにいそうな気の強い女性、キノピオはおちゃらけて場を和ますネタキャラ、クッパとルイージとドンキーは割とイメージ通りって感じでした。
何気に声優も豪華なようで。
声優にあまり詳しくない僕でもわかったのはマリオ役の宮野真守さんとキノピオ役の関智一さん。
ドンキーに至ってはずっと山寺宏一さんだと思って聞いてたら武田幸史さんでした。この人モノマネ番組で山ちゃんそっくりなモノマネするので納得。
◎マリオ映画の面白い・良かったと思えた点
- 「こんなんでいいんだよ」が詰め込まれている
- 原作の良さを最大限引き出したグラフィック
- アレンジが素晴らしいBGM
- 子供だけでなく大人でも楽しめる

まさに「こんなんでいいんだよ!」って映画でした。
離れ離れになった弟を助けて元凶のクッパを倒す!という単純明快な王道ストーリー、あとは「マリオと言えばこれだよねー」みたいな要素を詰め込んだだけの映画です。
でもそれが正解だと思います。
マリオ映画なのによくわからないオリキャラがよくわからない世界で大活躍したり、奇をてらって「大人になれよ…」とラスボスが説教してきたり。そんなんファンは誰も求めてないですからね。
自分たちのよく知ってるキャラが、いつも遊んでるよく知っている舞台で、ゲームの様々な場面を彷彿とさせてくれる演出で大活躍する。
この映画はそれをよくわかっていて、その期待に見事に応えていたと思います。
あまりマリオに興味がない僕でも知ってるアイテムやステージが出てきたり、良い感じにアレンジされたBGMが所々で流れてテンション上がりましたもん。
特にマリオ&ドンキーというライバル同士が魅せる熱い展開は最高でした。
そう、熱いんですよ。
美麗グラフィックで展開される怒涛のアクションも見応えありますし、マリオ以外のキャラもしっかり見せ場がある。
所々で「うぉぉー!」となる熱い展開が挟まれる。
俺って本当はマリオ好きなんじゃないか?と子供の頃の気持ちを思いださせてくれたように思います。
ネタバレ配慮のため抽象的な感想ばかりになって申し訳ありません。この気持ち、少しでも伝わって貰えると幸いです。
ちなみにキャラくらいしか知らない4歳の娘も映画中楽しそうに観てました。
難しい話やキャラの葛藤やら心理的描写もほとんどないので、ただひたすらアクションを楽しむって感じです。
ドラゴンボールの映画ブロリーで後半ただ殴り合ってるだけなのにクッソ面白いのと同じ感覚!(わかる人だけわかって笑)
子供も大人も楽しめる、素晴らしい映画でした!
×マリオ映画のつまらない・微妙と思えた点
- マリオを全く知らない大人には向かない
- マリオのキャラはこうであるべき!と言う固定観念を捨てられないとキツイ
- 小さな子供にとっては上映時間が少し長い?

マリオがどんなゲームなのかほとんど知らない、触れたことないって人には多分退屈に感じるかもしれません。
「マリオと言えばこれだよね!」みたいな感動があって初めて評価されるタイプの映画なので。
ちなみに海外では観客の評価は高く、評論家の評価は低いという結果だったようです。
あとマリオたちは映画独自の設定、性格になっているので「マリオのキャラはこうであるべき!」という固定観念を捨てられない人には辛いと思います。
マリオはよくしゃべるし序盤はヒーローと言うよりむしろヘタレ系です。しかも〇〇が嫌いという衝撃設定。
ピーチ姫は毎回さらわれるだけのか弱いヒロインではなく勝ち気で戦闘もできる強い女です。
こういった点で「こんなのマリオじゃない!うんち!」という人は見ない方が良いでしょう。

4歳の娘と観てきたと書きましたが、映画慣れしてないのもあって1時間半という上映時間はなかなかの負担だったようです。
「楽しかった!」とは言ってくれましたが最後の方は見る限り疲れていて、まだちょっと早かったかな?と思ってしまいました。
もちろんその子によって違うと思うので一概には言えませんが…。
でもマリオにだいぶ興味を持ったらしく、店頭で見かけると嬉しそうに反応するようになりました。いつか一緒にマリカーするのが夢です。
映画マリオ まとめ・総評
まとめると…
◎この映画をオススメしたい人 ・マリオシリーズが好き ・マリオのゲームをいくつかプレイしたことがある ・ディズニーやユニバーサルのアニメ映画が好き ・子供と一緒に映画を楽しみたい ×この映画をオススメできない人 ・マリオシリーズを全然知らない ・中身のある映画を求めている ・キャラたちの性格、設定改変を許せない人 ・ヨッシーの活躍が見たい人
個人的評価は!
まさにマリオ好きのための映画、「こういうのでいいんだよ」のお手本のような作品。
あまり深く考えず頭からっぽで楽しめる映画でした。(褒めてます)
マリオたちが活躍する映画が観たい!って人にマジでオススメ。後悔はしないでしょう。
予備知識なしでも楽しめるようになっているので、あまり詳しくない子供でも一つのアニメ映画として楽しめると思います。
海外でも国内でもめちゃくちゃ好評なようで、観て納得の出来でした!
これなら次回作は間違いなく制作されるでしょう。また観に行かなきゃ。

以上、マリオ映画を観てきた感想でした!最後まで読んでいただきありがとうございました!
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