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【評価】『パラノマサイト』の感想・レビュー!呪いをテーマにした良作ホラーアドベンチャー!

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ネタバレなし!ホラーアドベンチャー『パラノマサイト FILE 23 本所七不思議』のレビュー記事です。

ここではゲーム内容の他に、クリア時間(ボリューム)、面白い&つまらない点についてなど…

購入前に気になるであろう点をいろいろと紹介しています!

このゲームはこんな方にオススメです!

  • 面白いアドベンチャーゲームを探している
  • ホラー物が好き
  • 本所七不思議に興味がある
  • 昭和のレトロ感が好き

プレイした感想ですが、めちゃくちゃ面白かったです。

僕はホラー系ジャンルはあまり興味がなく、ここ数年では「死印」くらいしかプレイしてないくらいですが、ネットの評判が良かったのでプレイしてみたところ見事にハマりました。

定価で約2000円ですが、この倍くらいしても全然アリだと思えるくらいのクオリティだと思います。

ちなみにSwitch版でプレイ。ロードは全く気になりませんでした

ゲーム内容や良い点・悪い点は以下で説明していきますね!

 

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『パラノマサイト』ってどんなゲーム?

(出典元はこちら)

対応機種:/Switch/steam/iOS/Android
ジャンル:
ホラーミステリーアドベンチャー
CERO:
D (17歳以上対象)
プレイ人数:
1
体験版:
なし

紹介動画はこちら

(出典元はこちら)

販売元はスクウェア・エニックス、開発元はジーン。

パッケージ版はなく、ダウンロード専用販売となります。

昭和後期の東京墨田区が舞台で、実在する「本所七不思議」の呪いをテーマに物語が繰り広げられます。

本所七不思議とは江戸時代から伝わる怪談で、いわゆる都市伝説みたいなものです。僕はこのゲームで初めて知りました。

ストーリーは複数人の主人公ごとにルートがあり、各主人公のストーリーでフラグを立てあいながら進めていく干渉型システム。

(出典元はこちら)

結構ドキッとするホラー演出や微グロもあるので、苦手な人は注意が必要。

詳しいゲーム内容は公式サイトをご覧ください。

 

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クリア時間はどれくらい?『パラノマサイト』

公式によると約10時間程度でクリア可能だそうです。

僕はじっくり考えながら進めてたので15時間ほどかかりました。

倍速モードもあるので、それを使えばもっと早くクリアできると思います。

ちなみにやり込み要素はほとんどないのでボリューム面はあまり多くありません。

 

◎面白い・おすすめな点『パラノマサイト』

  • ミステリー&能力バトルもののような駆け引きが面白いストーリー
  • 墨絵テイストで表現されたキャライラストが魅力
  • 哀愁漂うレトロ感あふれるBGM

詳しく説明しますね。

ミステリー&能力バトルもののような駆け引きが面白いストーリー

(出典元はこちら)

・あらすじ

ごく普通の会社員・興家彰吾は、友人の福永葉子とともに、深夜の錦糸堀公園で、地元では有名な怪談、《本所七不思議》について調べていた。
《蘇りの秘術》と関係するという葉子の話を半信半疑で聞き流していた興家だったが、目の前で次々と奇妙なことが起こり始める‥‥。


時を同じくして、《本所七不思議》を追う人々がいた。
連続変死事件を追う刑事、クラスメイトの自殺事件の真相を求める女子高生、そして失った息子の復讐を誓う母親。
本所七不思議を中心にそれぞれの思惑が絡みあい、物語は凄惨な呪い合いへと発展していく。

(引用元はこちら)

特別な主人公は決まっておらず、数人のルートを交互に進めてクリアを目指すタイプです。

「大切な人を生き返らせたい」、そんな願いが叶うと噂されている「蘇りの秘術」を巡って、本所七不思議に関係した呪いという名の特殊能力を備えたキャラたちが、時には手を組んだり、時には心理戦を用いた能力バトル(笑)を繰り広げたりとなかなかワクワクさせてくれます。

(出典元はこちら)

特にジョジョやハンターハンターのような心理戦がメインの能力バトルが好きな人にはハマると思います。

お互いの能力どころか能力者かどうかもわからない状態での対峙はなかなかハラハラします。

ホラージャンルに全く興味ない僕でもこういった面で楽しめました。

呪いの発動条件を満たすことで相手を呪い殺せる (出典元はこちら)

なぜ突然こんな呪いが使えるようになったのか?誰がどんな能力を持っているのか?といった呪いに関する謎もあれば、呪いとは別の殺人事件の真相などミステリー的な要素もあって先が気になるストーリーになっています

結構至る所に伏線も張られていて、投げっぱなしではなく終盤でしっかり回収してくれるのも高評価。

全てが繋がったところで「そういうことだったのか!」と感心しました。

キャラも魅力的で、警察の凸凹コンビの漫才のようなやり取りや、イジられながらも超有能な女子高生、ひたすら怪しい探偵など見てて楽しい要素が多かったです。

墨絵テイストで表現されたキャライラストが魅力

(出典元はこちら)

墨絵で描かれたイラストが個人的にめちゃくちゃ好みでした。

女子高生から大人の女性、強面の警部や怪しい探偵などしっかり個性があって、場面によって変わる表情なども感情が伝わってくる魅力的な絵でした。

墨絵っぽく描かれているので時代背景やホラー感がより一層感じられました。

特にマダムは幸薄い感じが色気があって良かった。笑

津詰警部も渋いながらも愛嬌があって好き。

イラストレーターさんを調べてみたら「小林元」さんというスクエニのデザイナーさんで「すばらしきこのせかい」や「スクールガールストライカーズ」も手掛けているようです。

哀愁漂うレトロ感あふれるBGM

(出典元はこちら)

BGMが何気に凄く良い。

昭和レトロな感じで哀愁漂うBGMはクセになります。

特に探索パートでよく流れる「Somber Sky」がお気に入り。

不穏な展開で流れる曲なども不気味さがありながらも聴き入ってしまう曲が多かったです。

 

×つまらない・気になる点『パラノマサイト』

  • イベントのスキップができない
  • 画面クリックで総当たりが単調に感じることも
  • ボイスはなし

詳しく説明しますね。

イベントのスキップができない

(出典元はこちら)

選択肢によってはゲームオーバーになることもあります。

そうなると少し戻ってまた同じイベントを見ることになるのですが、早送りやスキップがなくボタンをいちいちポチポチして一度見た会話を進める必要があり面倒でした。

画面クリックで総当たりが単調に感じることも

(出典元はこちら)

ストーリーを進めるにはキャラに何度も同じ質問をしたり、調べられる物や建物をクリックして総当たりしていく必要があります。

結構見逃してしまう点も多いので、「あれ、先へ進めない…詰んだ?」となる可能性も。

こういうタイプのゲームが苦手な人はイライラするかもしれません。

ボイスはなし

(出典元はこちら)

フルボイスどころかボイス自体ありません

僕はボイスなくても全く気にしない派なんですが、あった方が良い派の人には物足りないかもしれません。

まぁでもホラーゲーにボイスはあんま必要ないかなと個人的には思います。雰囲気重視で。

 

総評・まとめ『パラノマサイト』

まとめると…

  • ミステリー&能力バトルもののような駆け引きが面白いストーリー
  • 墨絵テイストで表現されたキャライラストが魅力
  • 哀愁漂うレトロ感あふれるBGM
  • イベントのスキップができない
  • 画面クリックで総当たりが単調に感じることも
  • ボイスはなし

総評』4.5

「面白いアドベンチャーゲームがやりたいならとにかく買って損はなし!」

ホラーゲーとしてもミステリーゲーとしてもとても楽しめました。

プレイ時間は10~15時間と普通でボリューム面も少ないですが、中身が本当に面白かったので満足。

セールで1500円ほどで買いましたがこの倍以上の値段だとしても納得のデキだと思います。

ただ探索での総当たりシステムとボイスなしなどは少し人を選ぶ面も。

キャラデザも非常に好みでBGMもお気に入りが何曲かあったので、ぜひ続編が出ることを望みます。

心理戦も良かった。まさかホラーゲームでスタンドバトルが見られるとは。笑

スマホでもプレイできるので、気になる方は是非プレイしてみてください!オススメ!

レビューは以上です!最後まで読んでいただきありがとうございました!

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