ネタバレなし!恋愛ホラーノベル『ドキドキ文芸部プラス!』のレビュー記事です。
ここではゲーム内容の他に、面白い&つまらない点、クリア時間(ボリューム)などなど購入前に気になるであろう点をいろいろと紹介しています!

このゲームはこんな方にオススメです!
- 刺激が欲しい!
- サクッとできるノベルゲームを探している
- ホラーものが好き
- 可愛い女の子が出てくるゲームがやりたい
注意!このゲームは普通の恋愛シミュレーションゲームではありません。人によってはトラウマになるレベルのサイコホラー要素が含まれています。
それだけ刺激的な内容なので、心してプレイして下さい!
ちなみに僕はswitch版をプレイしました。
では詳しく説明していきますね!
『ドキドキ文芸部プラス!』ってどんなゲーム?

開発元はTeam Salvato、発売元はPLAYISM。インディーゲーム。
- 対応機種:PS5/PS4/switch/Xbox One/steam
- ジャンル:サイコホラーノベル
- 発売日:【PS5/PS4/switch】2021年10月7日
- 価格:【PS5/PS4/switch】パケ:4200円(税込)、DL:1980円(税込)【Xbox】1750円(税込)
- CERO:C (15歳以上対象)
- プレイ人数:1人
パッと見、日本のゲームのように思えますがアメリカ産のゲームです。
と言ってもほぼ和ゲーの感覚でプレイできるので特に気になることはないと思います。
もともとはPCゲームで、CS版として出すにあたり追加要素がプラスされて発売されたのが今作。
・プラス!要素とは
- サイドストーリーの追加
- グラフィックのフルHD化
- 新規CGや壁紙など100点以上の画像を収録
- 13曲の新規楽曲を含む全26曲を収録
・あらすじ
登場人物は文芸部に所属するJK4人と主人公。
この4人のJKは一見普通の女子高生に見えるが、みんな何かしらの悩みを抱えている。
幼馴染のサヨリに誘われて文芸部に入部した主人公、そこで出会ったモニカ、ユリ、ナツキたちと文化祭に向けて活動を行っていくのだが…。
・ゲームの進め方

基本は普通のノベルゲームのようにストーリーを読んでいくのがメイン。
部活動終了後に「詩を作成するパート」があり、喜びそうな単語を選んでいくとそのキャラとの好感度が上昇しルートが分岐する周回前提の作りになっています。
・サイコホラー要素
とにかくネタバレなしでプレイして欲しいのですが、普通の恋愛シミュレーションだと思ってプレイするとジャンル詐欺だと思われかねないので、サイコホラーという注意書きしてます。(公式の意図です)
ホラーと言ってもゾンビが出てきて…といった内容ではなく、何か正体不明な怖さをジワジワと感じられる体験ができます。
内容が本当に衝撃的で、世界中から絶賛されているようです。

プレイ後はぜひ人に勧めたいと思ったゲームでした!
◎面白い・おすすめな点『ドキドキ文芸部プラス!』
・とにかくストーリーが衝撃的すぎる!
・文句なしのホラー要素
・日本語訳のクオリティが高い
詳しく説明しますね!
とにかくストーリーが衝撃的すぎる!

※ネタバレは避けていますが、何一つ前情報を入れたくない人は飛ばしてください。
ノベルゲームなのでストーリーが良いのは言うまでもないですが、このゲームではあるギミックが施されています。
ネタバレになるので詳しくは何も言えないのですが、このゲームは周回前提で2周目からが本番になります。
1周目の序盤あたりはノベルゲーにありがちな退屈な導入部分があり、実は速攻投げそうになりました。
しかしある展開を境に全てが一変。そこからは進める手が止まらなくなりました。笑
そして正体不明の恐怖に苛まれながら進めた先に待っていたのは今までに体験したことのない展開でした。

これはプレイした人にしか味わえない体験だと思います!
文句なしのホラー要素
僕自身ホラーゲームはあまり興味がないのですが、こういった恐怖体験をゲームでできるのは新鮮でした。
もちろんホラーゲームが好きな人も満足できる内容だと思います!それだけの恐怖があります!
日本語訳のクオリティが高い
洋ゲーによくある謎の日本語や言い回しといったものはなく、ごく自然に読み進めることができます。
キャラ絵もそうですが、洋ゲーと言われなければ全く違和感を感じられないほど和ゲーしてます。
※初期設定では文字が小さすぎて読めなぁぃ!!状態なので、設定で最大にしておきましょう。
×つまらない・気になる点『ドキドキ文芸部プラス!』
・立ち絵が残念クオリティ
・ボリュームが少なすぎる
・グロ要素はきつめ
・真エンドへの行き方がわかりにくい
詳しく説明していきますね!
立ち絵が残念クオリティ

ゲーム中一番よく見るイラストになる立ち絵、これだけ何故かクオリティが低くて気になります。
CS版パッケージのモニカやゲーム中に差し込まれるイベントCGなどの一枚絵は文句なしなのですが…。
そこだけ少し洋ゲーっぽさが感じられました。
ボリュームが少なすぎる
僕の場合ですが、本編の真エンドクリアまでで約4時間ほど。
サイドストーリーややり込みも含めればもう少しかかるでしょうが、周回してこのクリア時間は人によっては不満かもしれません。
逆にサクッとプレイしたい人にはお手軽で良いと思います!
グロ要素はきつめ
サイコホラーというだけあって結構きつい表現が多いです。
「ひぐらしのなく頃に」などで耐性がある人は大丈夫でしょう。
ただグロに限らず精神的に来るシーンもあるので注意が必要です。
真エンドへの行き方がわかりにくい
終盤、ある場面で詰む可能性があります。
途中ヒントが散りばめられているのですが、特にCS版をプレイしていると気付きにくいかもしれません。
僕は全くわからずネットで攻略法見ちゃいました。笑
サイドストーリーについて『ドキドキ文芸部プラス!』

オリジナル版にはなく、プラス!で追加されたコンテンツ。
ヒロインたちの関係性や性格が深く掘り下げられたストーリーで、本編とは無関係。
主人公は関わらず、モニカたち4人の青春ストーリーがメインの平和な内容となっています。
僕は本編のような刺激的な内容を求めて購入したので、こちらはプレイしてません。
なので評価はできないのですが、プレイした人からは好評なようです!
総評・まとめ『ドキドキ文芸部プラス!』
◎良い点
- 衝撃的ストーリー
- 文句なしのホラー要素
- 日本語ローカライズが良い
×微妙な点
- 立ち絵イラストがいまいち
- ボリューム不足
- グロ要素きつめ
- 真エンドまでの進め方がわかりにくい
『総評』
「是非たくさんの人にドキドキしてもらいたい衝撃作です!」
クリアまで短いので、序盤はちょっと我慢して進めてみてください。飛びます。

レビューは以上です!最後まで読んでいただきありがとうございました!
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